こんにちは!現役看護師の私が、これから看護師として働き始めるみなさんや、看護の世界に興味を持つ方に向けて、知っておいてほしいことをお話しします。看護師の仕事はやりがいが大きい反面、思っている以上に大変な部分もあります。今回は、私自身の経験を踏まえ、看護師として働き始める前に知っておくと役立つポイントをお伝えします。
1. 看護師の仕事ってこんな感じ
1-1. 想像以上に体力勝負!
看護師の仕事は、とにかく動きます。立ちっぱなしや歩き回る時間が長く、夜勤もあるため、思った以上に体力を使います。私の場合は日勤の場合で1万歩以上歩くことがざらにあります。
健康を保つために、日頃から適度な運動やバランスの良い食事を心がけておくといいですよ。
1-2. チームで動く仕事
看護師は「一人で患者さんを看る」わけではありません。医師や他職種のスタッフ、患者さんの家族と連携しながら仕事を進めます。コミュニケーション能力が重要になる場面が多いです。
患者さんがより良い治療ができるように患者さんの思いを引き出すための傾聴技術や性格な情報を多職種に伝えるための情報をまとめる力が求められます。
1-3. 看護師ならではのやりがい
患者さんが元気になって退院される瞬間や、「ありがとう」と感謝の言葉をもらえるとき、看護師をやっていて良かったと心から思えます。このやりがいが、忙しい日々のモチベーションになります。
2. 働き始める前に準備しておきたいこと
2-1. 看護技術の復習
実習や国家試験で学んだ知識や技術を、働く前にもう一度復習しておきましょう。例えば、注射や採血の手技、バイタルサインの測定などは、どの現場でも必ず使う基本スキルです。
2-2. 医療現場のルールやマナー
医療現場には独特のルールやマナーがあります。例えば、「患者さんのプライバシーを守る」「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)を徹底する」といったことが大切です。新人看護師として信頼を得るために、基本的な礼儀を身につけておきましょう。
2-3. 自分の目指すキャリア像を考える
看護師には、病院勤務以外にも在宅医療、訪問看護、クリニックなどさまざまな働き方があります。働きながら考えることもできますが、事前に「どんな看護師になりたいか」を少しでもイメージしておくと、仕事へのモチベーションが高まります。
3. 看護師になったら直面する現実
3-1. 楽しいことばかりじゃない
看護師の仕事には、感動的な場面もあれば、辛い経験もあります。患者さんが亡くなることや、厳しい意見を受けることも。最初はショックを受けるかもしれませんが、そうした経験を通して看護師として成長できます。
3-2. メンタルヘルスの重要性
忙しい業務や夜勤の疲れから、ストレスを感じることもあります。自分の心の健康を守るために、適度にリフレッシュする時間を作ることが大切です。趣味を持ったり、同僚や家族と話をすることが良い息抜きになります。
3-3. 同僚や先輩との人間関係
新人看護師の頃は、先輩看護師や医師との関係に悩むこともあるかもしれません。大切なのは、謙虚な姿勢と素直さです。「学ぶためにここにいる」という気持ちで、積極的に質問したり意見を聞いてみましょう。
4. 夜勤やシフト制の働き方
4-1. 夜勤のリアル
夜勤は、慣れるまでが一番大変です。眠気や疲労と戦いながら、患者さんの容態をしっかり観察する必要があります。夜勤前はしっかり仮眠を取る、夜勤中はこまめに水分を摂るなど、体調管理がポイントです。
4-2. 生活リズムの工夫
シフト制で働く看護師は、生活リズムが乱れがちです。休日の過ごし方を工夫して、疲れをリセットする方法を見つけておくと良いですよ。例えば、好きな映画を観る、自然の中を散歩するなど、自分なりのリフレッシュ法を見つけましょう。
5. 看護師の世界に飛び込むあなたへ
5-1. 看護師は一生学び続ける仕事
医療の現場は常に変化しています。新しい治療法や技術が次々に登場するため、看護師も日々勉強が必要です。資格取得や勉強会への参加など、自分を成長させるチャンスはたくさんあります。
5-2. 自分らしい看護を大切に
看護には正解がないと言われますが、自分が大切にしたい価値観やスタイルを見つけることが大事です。患者さんに寄り添う看護、チームをサポートする看護、どんな形でも「自分らしさ」を活かせる場があります。
まとめ:一歩ずつ成長していこう
看護師としてのスタートラインに立つとき、不安や緊張を感じるのは当たり前です。でも、それと同じくらいワクワクする気持ちもあるはず。看護師の仕事は、誰かの命や生活を支える大切な役割です。働き始めたら、無理をせず、一歩ずつ成長していきましょう。
これから看護師になるみなさん、応援しています!
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