こんにちは!看護師のうみです!
看護学生のみなさん、国試の勉強、進んでいますか?「やらなきゃ」と思っても、なかなか集中できなかったり、計画通りに進まなかったりと、悩むことも多いですよね。そこで今回は、看護師国家試験に合格するための勉強計画の立て方とモチベーションを維持する方法について、分かりやすく解説します!
勉強計画の立て方
まずはゴールを明確にしよう
国家試験はゴールが明確な試験です。まずは、「合格点を取るために必要なこと」を具体的に知ることが大事!
国家試験は必修問題で80%以上、一般問題と状況設定問題で60%以上を取るのが目標です。
合格ラインを理解したら、「今の自分がどのくらいできるのか」を模試や過去問を使って確認しましょう。
勉強スケジュールを逆算しよう
国試までの日数を考え、直前期までに何を終わらせるのか逆算します。以下のステップで進めるのがおすすめ!
1. 大まかな期間での目標を設定
- 12か月以上前〜6ヶ月前:基礎力固め(解剖生理、疾患の基礎知識を理解)
- 〜3ヶ月前:問題演習を重ねる(過去問・模試で苦手克服)
- ~直前1ヶ月:総復習と弱点潰し
2. 1週間単位で計画を作る
例えば、「今週は必修問題100問を解く」「苦手な循環器を重点的に復習する」など、具体的に落とし込みます。
自分に合った勉強法を見つけよう
「みんながやっているから」という理由で無理に合わない方法を使うのはNG!おすすめの勉強法をいくつか紹介します。
1. 過去問を最大限活用
国試は過去問を繰り返し解くのがカギ!理由は、出題傾向が変わっていたとしても似ている問題が多いので過去問を解きながら、「この問題は何が問われているのか?」を考え、知識を定着させましょう。
2. グループ学習を活用
友達と一緒に勉強することで、互いに刺激を受け、理解が深まることもあります。特に状況設定問題は、複数人で解答を議論すると新たな気づきが得られます。
実際に私は仲のいい友人と4人でグループをつくり、ひたすら勉強していました。そしてそれぞれの得意分野をまとめて国家試験にでそうなことを授業してみたりしました。
お互いに授業することは、授業を受ける側は友人はこんなに理解しているんだ!と少しの焦りと学生視点からの授業だとより分かりやすいので試験対策になります。また授業をする側もわかりやすくまとめなければいけないので知識がより定着します。
3. 教科書や参考書をまとめ直す
一度解説を読んでわからなかった箇所は、自分の言葉でノートにまとめ直すと理解が進みます。ただし、なんでもまとめていては時間がかかりすぎるのでNGです。過去問を解いていてわからなかったことだけをまとめてみましょう!
モチベーション維持のコツ
目標を視覚化する
部屋の壁やデスクに「合格する!」という目標を貼ると効果的です。また、合格発表後の自分を想像してみてください。合格後の新しい生活を考えるとやる気が湧いてきますよ。
ご褒美を設定する
「今日は必修問題50問を解いたら好きなドラマを見る」など、小さなご褒美を設定することで、楽しみながら勉強できます。
適度に休む
長時間勉強すると集中力が落ちます。「30分勉強したら10分休む」など、適度に休憩を挟むと効率がアップ!
ポジティブな仲間と関わる
ネガティブな話題ばかりの友達よりも、一緒に頑張れるポジティブな仲間と過ごす時間を大切にしましょう。お互い励まし合える存在は、モチベーション維持に欠かせません。
国試直前の過ごし方
試験前1週間の計画
試験直前は新しいことに手を出さず、これまで勉強した内容を復習することが大切です。また、体調管理にも気を配りましょう。
試験当日の準備
前日は早めに寝て、当日はゆっくり朝食を摂ること。会場では、深呼吸して落ち着くのもポイントです。
具体的な直前の過ごし方はこちらの記事で詳しく説明しているのでよかったら見て言ってください!
看護師国家試験前日の過ごし方:緊張せずに合格を目指すための7つのポイント
おすすめの勉強ツール
- 過去問アプリ:看護roo国試やQBのアプリを使ってスキマ時間を有効活用してみましょう!またアプリなら1年生、2年生でも気軽に活用できるのでぜひ活用してみてくださいね!
- YouTube動画:解剖生理や疾患の解説動画は視覚的にわかりやすいです!特におすすめなのはたばえもんさんです!YouTubeのリンクを張っておきますので見てみてください! https://www.youtube.com/channel/UCLQT5XPaklp5soTxtajIxdQ
- 手帳:目標や進捗を記録するノートで計画を見える化してみましょう!国試合格までの予定を立てるには必須のアイテムだと思っています!
具体的な勉強計画例
前半部分では勉強スケジュールの立て方をざっくり説明しましたが、ここではさらに具体的な例を示します。これを参考に、自分に合ったスケジュールを作ってみてください!
12ヶ月前~3か月前:基礎固め期間(理解と暗記の徹底)
- 目標:基礎知識を徹底的に理解する。
- やること:
- 解剖生理・病態生理を教科書で読み直し。
- 過去問を1年分解いて、間違えた問題を「どの分野が弱点か」分析。
- 毎日必修問題を10問解き、解説を読んで知識を確認。
週の例スケジュール
曜日 | 内容 | 時間 |
---|---|---|
月曜日 | 呼吸器疾患の復習 | 1時間 |
火曜日 | 解剖生理読み直し | 1時間 |
水曜日 | 模試or過去問解いてみる | 2時間 |
木曜日 | 模試or過去問の結果分析 | 3時間 |
金曜日 | 必修問題20問+苦手復習 | 2時間 |
土曜日 | グループ学習(みんなで授業) | 3時間 |
日曜日 | 自由時間+まとめノート作り | 2時間 |
3ヶ月前:演習と弱点克服期間
- 目標:試験形式に慣れる、間違えた分野を徹底的に復習する。
- やること:
- 過去問の演習を増やし、正解率を記録。
- 苦手分野を参考書で重点的に復習。
- 模試を月に1回受け、結果を分析。
直前1ヶ月:総復習と弱点つぶし
- 目標:解いた問題を振り返り、知識を最終確認。
- やること:
- これまで作ったまとめノートや重要ポイントを復習。
- 弱点が克服できているかを再確認。
- 必修問題を中心に演習し、必修80%の基準を確実に超える。
過去問の活用方法をさらに詳しく
国試対策で最も重要なのが「過去問」です。過去問はただ解くだけではなく、間違えた問題から学ぶことがポイント!
過去問を3回繰り返す
過去問題集を最低3回は繰り返して解くのがおすすめ。1回目は初見で解き、2回目以降は間違えた箇所を中心に復習します。
解説を徹底的に読む
「なぜこの選択肢が正解なのか」「他の選択肢がなぜ間違っているのか」を解説でしっかり理解しましょう。
模試の活用法と振り返り方
模試は国試の「予行演習」として最適です。ただし、受けるだけではなく、振り返りが大切!
模試後の振り返りステップ
- 全体的な点数を確認:必修80%以上、一般・状況60%以上を目安に。
- 間違えた問題を分析:どの分野が弱点か、ミスがケアレスミスか内容理解不足かを分類。
- 対策を立てる:「この分野を来週復習する」など、具体的な計画を立てる。
モチベーションを高める心理的アプローチ
小さな成功を積み重ねる
目標を細分化し、小さな成功を感じられる仕組みを作りましょう。例えば、「今日は必修問題20問を解けた!」という達成感を持つだけでやる気が持続します。
ポジティブなセルフトークを意識
「できないかも」ではなく、「今日は1つ新しいことを覚えられた!」と自分を励ますようにしましょう。
仲間と共に乗り越える
勉強に行き詰まったときは、同じ目標を持つ仲間と話すだけでもリフレッシュに。オンラインでの勉強会も活用してみてください!
絶対に伝えたいこと
最後にもう一度!あなたはここまで看護学生として努力してきたのです。国試もその延長に過ぎません。今の頑張りが必ず未来につながります。合格を信じて、最後まで諦めずに取り組んでくださいね😊!
「あなたなら絶対合格できる!」
よくある質問とその回答
国試の勉強について、看護学生からよく寄せられる質問にお答えします!
Q1. いつから勉強はじめればいいですか?
A. 看護専門生・短大性であれば2年生の夏休みから、大学生でも2年生~3年生くらいから
これくらいの時期から国家試験対策をすることで周りと差をつけてスタートできます!まずはアプリでの勉強から始めてみましょう!
Q2. 苦手科目がどうしても克服できません。どうしたらいい?
A. 苦手分野は、「小さな目標に分けて取り組む」のがおすすめ。
例えば、「1週間で○○分野の基本事項を確認」「次の1週間で関連する問題を解く」と段階を踏んで進めていきましょう。また、友達に説明する練習をすると理解が深まります。
Q3. モチベーションが下がったときの対処法は?
A. いったん休むのも大切!
無理に机に向かうより、散歩や好きな音楽を聞いてリフレッシュしてください。また、「今までの自分の努力」を振り返ることで、やる気が戻ることもあります。
Q4. 国試の前日、何をすればいい?
A. 新しいことに手を出さず、軽い復習を!
過去問やノートを見直す程度にとどめ、早めに寝るのがベスト。睡眠不足は集中力を大きく下げてしまいます。
勉強仲間と乗り越えるためのヒント
一人で勉強していると孤独感があるかもしれません。そんなとき、仲間と一緒に乗り越えるための工夫を試してみましょう。
オンライン勉強会を開く
最近はZoomやLINEを使ったオンライン勉強会が人気です。互いに得意分野を教え合ったり、質問し合ったりすることで効率がアップします。
モチベーションチャットを作る
LINEグループで進捗を報告し合うとやる気が出ます。「今日はこれをやったよ!」という報告だけでも刺激になりますよ。
合格後の世界を想像してみよう!
国試を乗り越えると、看護師として新しい一歩を踏み出します。その先には患者さんとの出会い、やりがいのある仕事が待っています。
目標を具体的にイメージしよう
- 「私は合格して病棟で働く!」
- 「患者さんの役に立つ看護師になる!」
こうした未来を想像することで、「今、頑張る理由」を再確認できます。
まとめ:あなたは必ず合格できる!
この記事では、勉強計画の立て方やモチベーション維持の方法をお伝えしました。最後にもう一度、合格に向けたポイントを振り返りましょう。
- 逆算した計画を立てる
- 過去問を徹底活用する
- モチベーションを維持する工夫を取り入れる
- 仲間と協力し、孤独にならないようにする
- 自分を信じて諦めない!
あなたの努力は、必ず実を結びます。試験当日まで全力で頑張りましょう!看護師国家試験、応援しています✨
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