夜勤中にこれだけはやっちゃダメ!看護師が知っておきたい5つのNG行動

新人看護師さん向け!


こんにちは!看護師の皆さん、夜勤お疲れさまです。
夜勤って本当に大変ですよね。昼夜逆転、眠気、体力の限界…それでも患者さんの命を預かる責任重大な仕事です。

でも、だからこそ「これだけは絶対にやっちゃいけない」という行動があるんです。今回は、夜勤の経験が豊富な看護師さんも、これから夜勤デビューする方も知っておいてほしい夜勤中のNG行動5つをお伝えします。

読み終わる頃には「そうそう、あるある!」と共感すること間違いなし!さらに「今度からは気をつけよう」と思える内容をたっぷり詰め込みましたので、ぜひ最後までお付き合いください!


1. 気を抜いて患者さんの状態変化を見逃す

夜勤中は静かで、「患者さんも寝てるし、トラブルなんて起きないでしょ?」と思いがち。でも、その油断が大きな失敗に繋がることもあるんです。

例えば、巡回中に患者さんをちらっと見るだけで「特に異常なし」と判断してしまうことってありませんか?でも、それが後で重大な問題を見逃す原因になりかねません。特に、バイタルサインが急に変化する患者さんは夜間に多いんですよね。

ありがちなシーン

  • 巡回中に「眠そうだし問題ない」と判断した患者さんが、実際は意識レベル低下しており翌朝急変していた。
  • ナースコールを「どうせお水が欲しいとかでしょ」と後回しにした結果、呼吸困難を訴えていたケース。

どうすればいい?

  • 巡回のたびにバイタルをチェック!
    「見た目は大丈夫そう」と思ってチラ見だけで済ませてしまいがちです。自立している方や病状が落ち着いている方はこれでもよいのですが、状態変化リスクがあるなと思った患者さんがいたら呼吸状態だけでも観察してみましょう。
  • ナースコールはすぐ対応
    「そんなことで呼ばないでよ」と思うような内容でも、きちんと応えるのがプロフェッショナル。患者さんの安心感にも繋がります。が、、、どうしても同時多発的になるのが世の常です。日ごろからナースコールをたくさん取るようにすれば、病棟全体でナースコールが多い人の特徴やどんな内容かわかるようになってくるので優先順位をつけながら落ち着いて対応しましょう

2. チームとの連携をサボる

夜勤中はスタッフが少ないので、一人でやることが増えがちですよね。でも、だからといって「自分だけで全部こなそう!」と抱え込むと危険です。

特にありがちなのが、申し送りを適当に済ませたり、チーム内で「誰が何をやるか」を明確にしていない場合。これが意外と大きなトラブルの原因になります。

実際にあった話

  • 休憩に行くタイミングと点滴交換時間が重なってしまい誰が点滴交換を担当するか曖昧で、点滴が未投与になっていた。
  • ほかの看護師の受け持ち患者さんから痛み止めが欲しいとナースコールがあったのに、担当者に伝えるタイミングを逃して対応が遅れた。

これを防ぐには?

  • 休憩開始前にタスクの分担をしっかり決めておく。例えば「2時の点滴は私がやるので、4時の点滴はBさんお願いします」と休憩時間ごとに担当を分けると効率的。
  • 小さなことでも「これお願いできますか?」と声をかける。遠慮して黙っていると、結局自分が大変になります。

3. 自分の体調を放置する

夜勤中って、自分の体調を二の次にしがちですよね。「患者さんが最優先!」「私は後でいいや!」と思っているうちに、自分が倒れる寸前になってしまうことも…。

特に、夜勤は体力を消耗します。眠気、空腹、脱水…これらが原因で集中力が切れたら、ミスを起こすリスクも高まります。

あるあるエピソード

  • 空腹なのに休憩を取らずに働き続けて、最後はフラフラ。
  • 「仮眠なんて取らなくても平気!」と思っていたら、後半戦で全く頭が回らなくなった。

賢い体調管理法

  • 軽食を用意しておく:エネルギー補給にはおにぎりやスープがベスト。胃に負担をかけず、すぐに元気が出ます!
  • 仮眠を取る:20~30分の短時間でもOK。眠りすぎないのがポイントです。

4. ミスを隠してやり過ごす

夜勤中にミスをしてしまうのは仕方ないこと。でも、そのミスを隠すと後々もっと大きな問題に発展することがあります。

例えば、転倒事故や薬剤投与のミスをその場で報告しなかった場合、患者さんの健康に影響を及ぼすだけでなく、病院全体の信用問題にも関わります。

ありがちなケース

  • 夜中の転倒事故を「大事にしたくない」と報告せず、翌日家族からクレームを受けた。
  • 薬の投与ミスを隠した結果、患者さんが体調を崩してしまった。

どう対応すればいい?

  • ミスが発覚したらすぐに報告!
    怒られるのを恐れるより、患者さんの安全を第一に考えるべきです。
  • 同僚や上司に相談して、問題を解決する方法を一緒に見つけましょう。

5. ルーティンだけに頼りすぎる

夜勤は忙しいので、どうしても「いつものルーティン」で仕事を片付けたくなりますよね。でも、患者さん一人ひとりの状態は日によって違います。ルーティンだけに頼ると、大事な変化を見逃してしまうことも…。

失敗例

  • 同じ手順で全員の巡回をしていたら、特定の患者さんが夜中に異常を訴えていたのを見逃してしまった。
  • ナースコールが多い患者、「いつも大丈夫だから」と思い込んだ結果、重要なサインを見逃す。

どうすればいい?

  • 巡回中は「いつもと違う点」に目を向ける。
  • 同僚と情報共有を密にして、「この患者さん、今夜は注意が必要」というポイントを把握。

6. まとめ:無理せず賢く夜勤を乗り切ろう!

夜勤は確かに大変ですが、ちょっとした工夫で安全かつスムーズに乗り切ることができます。

最後に、やっちゃいけない5つのことをもう一度おさらいしましょう。

  1. 気を抜いて患者さんの状態変化を見逃す
  2. チームとの連携をサボる
  3. 自分の体調を放置する
  4. ミスを隠してやり過ごす
  5. ルーティンだけに頼りすぎる

これを意識するだけで、患者さんも自分も安心して夜勤を終えられるはずです。看護師のみなさん、どうか無理をしすぎず、助け合いながら夜勤を乗り越えてくださいね!


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